続・「臨機応変」が苦手なら 〜対処法としてできること〜

前回のエッセイ(https://tokyocare.jp/?p=955)において、「臨機応変な対応が苦手でも、その苦手さも自分の持ち味として受け入れることが大切」という話を述べました。

今回は、「その苦手さを持ちながらでもストレスをため込まずに過ごしていくには、何をすべきか?」についてまとめたいと思います。

もちろん、この問題に「これさえすれば大丈夫」という絶対的な答えはないように思います。ただ、一つの対処法として、「○○のときは必ず□□をする、といったように、行動のルールを決めておく」という方法があると考えられます。

例えば、お仕事や勉強などを計画通りにこなそうとしていたけれど、途中で体調が悪くなってはかどらなくなったとします。このようなとき、「自分の疲れ具合に合わせて、計画を臨機応変に変えていくこと」ができず、つい無理をしすぎてしまう人も大勢いるのではないでしょうか。

そのような方にとっては、「体調が悪くなってからどうすべきかを考える」のではなく、「あらかじめ休み方を決めておく」といった工夫が重要と考えられます。「1時間勉強したら必ず10分休憩する」「1週間に1回は外出せずに休む日を取る」など、前もって行動のルールを決めておくわけです。

「ルールを決めること」の利点は、何をすべきかをその場その場でいちいち考える手間を省けることです。いちいち考えようとすると疲れてしまうという方は、無理して「臨機応変」をやろうとせず、「○○のときは□□をする」というルールを積極的に設定してみると良いかもしれません。

そして、もし「自分でルール設定をすること」が苦手なら、そのときは「相談できる相手にルールを設定してもらうこと」も効果的です。すべて自分一人で解決しなければならないと気負うことなく、信頼できる学校の先生や家族などからルールを決めてもらうことも、重要な対処法の一つであるように思います。

もちろん当センターの心理士も、ルール設定のお手伝いを含めて支援に努めて参ります。お困りの際はお気軽にお電話下さいませ。


※ 本エッセイは継続的に更新されます。毎回、発達障害やそれに関連するお悩みをテーマとし、そのお悩みの理由や対処法を考える上で役立つ知識・考え方などをご紹介いたします。

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