お子さんへの思いを伝えるために

以前のエッセイで、大事なものごとを「言葉で伝えること」の意義について述べました(https://tokyocare.jp/?p=1011)。「わざわざ言わなくてもわかってくれるだろう」と決めつけず、思いを言葉にすることはとても大切です。

とはいえ、大事なことほど「言わなくてもわかってくれる」と考えがちかもしれません。特にありがちなのは、親御さんが「お子さんへの思い」を言葉にし忘れる、という場面ではないかと考えられます。

例えば、お子さんが頑張れたことについて「〜〜を頑張れたね」と言葉にして伝えることは、その子の自信を高める上でとても大切です。一方で、「子どもが頑張っていることはよくわかっているし、そういう親の思いは言わなくても伝わるだろう」と考えがちな親御さんもいらっしゃるかもしれません。

親御さんの愛情は、言葉にしなくても確かに存在するものだと思います。しかし、確かに存在しているからこそ、「それを言わなかったために、子どもに伝わらなかった」という悲しい事態を防ぐことが重要ではないでしょうか。

もちろん、「伝え方がわからない」とお悩みの親御さんも大勢いらっしゃるかと思います。そのようなときは一人で苦しみを抱え込まず、「思いがお子さんに伝わる言い方」について誰かに相談することが重要と考えられます。言い方をアドリブで考えるのは決して簡単なことではないため、困ったときは「誰かと相談し、言い方を前もって検討しておくこと」が大切です。

「子どもを愛しているのに、その思いを上手く言えない」という悩みは、珍しいものではなく、責められるべきことでもありません。当センターでも、そのような親御さんの悩みについての相談をお受けしております。お困りの際はどうぞお電話下さいませ。


※ 本エッセイは継続的に更新されます。毎回、発達障害やそれに関連するお悩みをテーマとし、そのお悩みの理由や対処法を考える上で役立つ知識・考え方などをご紹介いたします。

お気軽にお電話をどうぞ


03-6801-8821
※ご来談のお申込みは、現在のところ電話のみです。メールやFAXでは受け付けておりません。
※電話での受付時には、通常5分〜15分ほどかかります。当センターにお電話をした際にもし通話中であれば、大変恐れ入りますが15分〜20分ほど時間を置いてから、もう一度お電話をくださいませ。
電話受付時間:
・日曜日〜月曜日 午前10時〜午後17時
・恐れ入りますが、祝日・その他センターの指定休日には、電話の応対はいたしておりません。
心理士の面接時間帯:
平日月曜日〜日曜日 午前10時〜午後17時
・午後17時以降の面接を希望される方は申込時にその趣旨をお伝えください。担当者の時間調整が可能な場合には対応をいたします。